はじめまして。「データセンタービルメン所長室」を運営している、とある現場のビルメン所長です。
外資系のデータセンターで、設備管理の所長をしています。数万kVAの特別高圧で受電し、巨大なチラーで冷やし続ける現場で、「止めない」ことを毎日の仕事にしています。
このページでは、私がどんな道を通ってここに来たのか、そしてこのブログで何を伝えたいのかを書いておきます。
プロフィール
| 名前 | とある現場のビルメン所長 |
| 年代 | 40代前半 |
| 仕事 | 外資系データセンターの設備管理所長 |
| 経験 | 設備管理の現場で15年以上 |
| 保有資格 | 第二種電気主任技術者(電験二種)、第一種冷凍機械責任者、第一種電気工事士、一級ボイラー技士、消防設備士甲種第4類、宅地建物取引士 ほか |
| 趣味 | 海釣り、料理、自転車 |
ここまでの経歴
職業訓練校から、古いオフィスビルの現場へ
私のスタートは職業訓練校です。卒業する前に第二種電気工事士を取り、最初の現場に入りました。
最初の現場は、築30年を超える都内のオフィスビルでした。設備は古く、図面と実際の配管や配線が合っていないことも多い現場です。そこで最初に教わったのが「図面を信じるな、自分の目で確認しろ」という言葉でした。手取りは15万円ほどで、休日でも携帯電話が鳴るたびに身構えるような毎日でした。
国内のビルメン会社を4社
その後、国内のビルメン会社を4社経験しました。受電容量の小さいビルから大きな現場まで担当し、その間にビルメン4点セット、消防設備士甲4類と資格を積み上げていきました。
電験三種には4回落ちています。受験期間は4年以上で、合格したのは5回目でした。合格の翌月に電気主任技術者として選任され、そこから仕事の幅が大きく変わりました。その後、電験二種も取得しています。
外資系データセンターの所長へ
国内のビルメン会社で経験を積んだあと、外資系のデータセンターに移りました。最初は、ドキュメントの量と細かさ、異常を報告するまでの速さ、停電に対する向き合い方の重さに驚きました。一般のビルと同じ設備管理の仕事でも、求められる精度がまるで違います。
今は所長として、スタッフや協力業者と一緒に現場を守っています。手取り15万円から始まった仕事で、今の年収は1,200万円を超えました。特別な才能があったわけではなく、資格と現場の経験を一つずつ積み上げてきた結果だと考えています。
このブログで伝えたいこと
データセンターの設備管理は、これから人が必要になる仕事です。それなのに、現場で何をしているのか、どんな人が働いているのか、どうすればたどり着けるのかという情報は、まだ多くありません。
このブログでは、次のようなことを書いていきます。
- データセンターの仕事の中身(一般のビルとの違い、夜勤、点検、トラブル対応)
- データセンターの設備と技術(特高受電、UPS、非常用発電機、精密空調、冷却塔など)
- データセンターで役立つ資格と、その取り方
- データセンターへの転職を考えるときに知っておきたいこと
読んでいただきたいのは、一般のビルメンから次の一歩を探している人、すでにデータセンターで働いていて実務の情報が欲しい人、電験三種に合格して資格の使い道を考えている人です。
記事を書くときに大切にしていること
- 試験制度、法令、設備の数値、企業の情報は、公式の資料で確認してから書く
- 情報には「いつ時点の情報か」を書き、変わったら更新する
- 実在の会社の内部事情や、確かめられないうわさは書かない
現場の話は、私が経験してきたことをもとにしています。ただ、データセンターの運用は会社や施設によって違います。記事の内容は一つの現場の考え方として読んでいただき、ご自身の職場のルールや手順を優先してください。
noteでも発信しています
体験談やエッセイ、もっと深く掘り下げた解説は、noteで書いています。新人ビルメン向けの業務マニュアルもnoteで公開していますので、あわせて読んでいただけたらうれしいです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。データセンターの仕事に少しでも興味を持っていただけたら、それが一番うれしいです。